リハビリ豆知識 第10弾 「麻痺側の上肢で支える練習について」
リハビリ豆知識 第10弾!
今回のリハビリ豆知識では、麻痺側の上肢で支える練習について説明していこうと思います。
今回は、安静にしていれば麻痺側の腕全体が伸びるのに、立ち座りや歩くと腕全体が曲がってしまう、腕は伸ばせるけど支えておく事が出来ない。そのような症状でお悩みの方に参考にして頂きたい自主トレーニングをご紹介します。
麻痺側の腕が曲がってしまう原因は様々な原因が考えられますが、いかに日常生活上の動作に麻痺側の上肢を参加させていくことが出来るかが重要となります。
麻痺側の上肢を床や机の上に接地しておく、麻痺側の上肢で体重を支えるなどの課題を通して、麻痺側の上肢を日常生活上に参加させていく、【きっかけ】にして頂ければと思います。
それでは、実際の自主トレーニングの詳細を下記で、ご説明します。
①:麻痺側の上肢で支えながら、背筋を曲げ伸ばしする運動
②:麻痺側の上肢へ体重を乗せる練習(左右への重心移動)
③:麻痺側の上肢で支えながら、体を捻る練習
④:麻痺側の上肢を机に接地した状態で、背筋を曲げ伸ばしする運動
※麻痺側の手首に可動域制限や痛みのある方は、こちらで実施しましょう※
⑤:麻痺側の上肢を机に接地した状態で、体を捻る運動
※麻痺側の手首に可動域制限や痛みのある方は、こちらで実施しましょう※
いかがだったでしょうか??
当ステーションでは利用者様お一人おひとりにあわせたプラン作成に加え、ご自宅で出来るトレーニングのサポートも行っております。お気軽にお問い合わせください。